ASIAN KITCHENインターン体験記・引き継ぎ募集
こんにちは!
Asian kitchen(以下、アジキチ) で一ヶ月の短期インターンをしていた早稲田大学2年の井上一樹と申します。
今回は自分のインターン体験記と次期インターンの募集記事(2018年9月以降)を書か
せていただきます。
目次
インターンを始めた経緯
アジキチでのインターンは僕にとって二度目のアフリカインターンでした。一度目はウガンダでのビジネスインターンです。なので、アフリカに来た経緯を述べてから、どうしてアジキチで二度目のインターンをしたのか、話したいと思います。
アフリカに来た経緯
僕には高校生の時から漠然とした夢がありました。それは
「世界の貧困地域の人の役に立ちたい」
というものです。そして僕は、自分が行ける範囲で貧困地域がある場所をアフリカと考え、渡航先にアフリカを選びました。また僕は、支援ではなく、ビジネスで役に立ちたいと考え、アフリカでのビジネスインターンをする決意をしました。
アジキチで二度目のインターンをした理由
この意思決定は一度目のインターンでの不完全燃焼が原因でした。一度目のインターンでは、途上国云々関係なく、「働く」ための能力が全くと言っていいほど、足りていませんでした。
だから僕は、その能力を身につけるためにもう一度ビジネスインターンをしたいと思い、ルワンダに飛び立ちました。
インターンで取り組んだこと
僕はアジアンキッチンの「売り上げ、在庫管理システムの構築、導入」をプロジェクトマネージャーとして初めから最後までやり遂げました。
取り組みたい課題の発見
僕がアジアンキッチンに来た時、ちょうど "Start up Africa"というプログラムでアジキチの課題を分析する機会があったので、それに参加させてもらい、自分が一番関心のあった「売り上げ、在庫管理システムの未構築」という課題に取り組ませてもらいました。
課題解決システムの構築
レジアプリや会計マシーンなど様々な方法を検討した結果、タブレットでgoogle formを利用した売り上げ管理システムを構築することにしました。また、そのデータと在庫データを結びつけることにも挑戦しました。
システムの導入
取り組む上で一番難しかったのは、現地人スタッフにそのシステムを使ってもらうことでした。僕はそのシステムを彼ら自身で理解してもらうことに重きをおきましたが、一ヶ月という短い期間で全てのスタッフに教えることはできませんでした。しかし、何人かのスタッフに集中して教え、理解したスタッフが他のスタッフに教えることができたので、僕が帰国した後も機能する状態を作ることができました。
インターンで得ることができたもの
これは僕がアジキチでのインターンを決めた理由に大きく関わります。僕がアジキチでのインターンを選んだ一番の理由は最初から最後まで自分にそのプロジェクトを任せてもらえるからです。アジキチの社長である唐渡さんは僕たちインターンのタスクを細かく管理してくれません。そんな環境だからこそ、自分のownershipが試されました。
ownershipの他にも
現地の人をマネジメントする力
計画を立てる力、考える力
日本とは違った飲食店経営の戦略
ルワンダ人の性格(簡単に嘘をつくなど)
唐渡さんの社会人経験と僕らインターンの状態を照らし合わせ、自分の抱える課題や悩みに対して、ヒントをもらえるので、自分の働き方や成果を客観的に分析できる
などの力を得る/知ることができました。
いい面は上記ですが、一方、下記のことも知っていただいた方がいいと思います。
例えば、現地人と仲良くすることが目的、そういう人には向いてません。その理由はインターンの立場はマネジメントであり、スタッフの管理をしなければなりません。スタッフとは厳しく接する機会が多いので、慣れ親しんだ関係になるのは難しいです。
また、唐渡さんによる具体的なタスク管理がない分、「仕事を終わらせること」が任務になるので、一日中働くような日もたくさんありました。「何時~何時」という決められたシフトで決められた仕事がしたい人には向いていないと思います。
インターン募集
アジキチでは引き続きインターンを募集(2018年9月以降)しています。対象は途上国の飲食店経営に興味がある人、ownershipを持って何かに取り組みたい人です。
申し込みの際は社長に直接相談してください。
https://www.facebook.com/chisa.karato
気軽に相談したい方は僕に連絡してください。
https://www.facebook.com/inoup1
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が皆さんがアジキチでのインターンを決意する一助になればと思います。